介護や、看護の仕事をする事業所が増え続ける中で、介護事務管理士の需要も増加を続けています。
介護事務関係の仕事は、これまでは介護サービスを行う事業所だけに限られていましたが、最近では、クリニック、居宅介護支援事業所、国保連合会、保険請求審査機関、損害保険会社、介護コンピューターのシステム会社などでも求めており、就職の門戸は飛躍的に広がっています。

こうした現状を反映して待遇面も改善され、介護事務管理士の資格を持った人は優遇されています。
この仕事は、介護事業の運営に欠かすことができない介護報酬請求事務を中心に事務作業全般に携わるものですが、デスクワークが中心になるため年配の人や、福祉関係の事務に携わっていた人達が、その経験を活かして事務を取るケースが増えています。

主な仕事としては、介護サービスを提供する様々な事業所で介護に要する費用の請求をしたり、ケアプランを立てる居宅介護支援事業所のケアマネージャーの業務をサポートするなどが主なものですが、福祉事務関係の仕事に長年携わってきた経験者は、その経験や人脈を活かして、事業所の事務長を務めたり、経営の中枢を担うアドバイサーとして理事職を務めるなど、広範囲にわたって活躍しています。