ケアマネージャーは、介護保険制度が始まってから注目されるようになりました。
要介護の人からの相談に応じて、サービスを受けられるように介護サービス業者や、介護保険施設などの間に入る、介護に必要な知識と技術を持ったスペシャリストです。

試験は毎年１回行われ、試験時間は１２０分、持っている国家資格により免除科目があります。
合格率は県によっても違いますが、２０％～３０％程度です。
国家試験などはありませんが、医療・保健・福祉などの国家資格を取得し、およそ５年以上の実務経験を積んだ後、ケアマネージャー実務研修受講試験に合格し、さらに、実務研修を修了した後に得ることができるます。

実務研修は各都道府県ごとに前期と後期に分かれ、２～３日間合計３５時間以上行われます。
前期は、講義による研修で、その後課題分析、居宅サービス計画作成の実習があり、後期はケアプランを作成するときの問題点や課題分析を実習。最後の日には意見交換が行われ終了となる。
そして、実務研修が終了した人には、終了証が与えられます。
ただし、１日でも研修を休むと終了証がもらえないので、現在、仕事をしている人は、あらかじめスケジュールを調整するように注意が必要です。