英語という言語の語学学習に限らず、語学習得をしようとおもうならば、目標が必要です。その目標に合わせた自分なりの勉強法を探すことが語学学習の第一歩です。

たとえば、洋書を読みたいという目標を立てたとします。では何をすればよいのでしょう？
自分の語学能力が今どれくらいにあるのかということを測ればよいのです、が、それは意外と難しいことです。
自分の読みたいと思った洋書を買ってみましょう。それを一ページ読んでみて、すんなりと理解できたかどうか、正直に自分に問いかけてみます。もし読めたのであればもう充分です。読めなかったのであれば、何がわからなかったのかを考えてみましょう。

単語がわからなかったのなら自分に合った単語帳を求めましょう。
このとき、目標とするものが洋書を読む、ですから英文が含まれている、単語のみの単語帳でないものを選びましょう。
文の構造が分からなかった、用法がわからなかったとしましょう。
ならば文法書をきっちりと読み、語法を覚えましょう。
語法は決まり文句のようなものなので努力で身につけるしかありません。

ある程度、自分のやってみた参考書がクリアできたのであればもう一度同じ洋書を、前回よりも数ページ多く読んでみましょう。
そしてまたすんなりと理解できたかどうかを正直に問うてみるのです。
読んでいる間に時々詰まるくらいであれば、その洋書の文章から勉強するようにするといいです。

ここでは洋書を読む、という目標を立ててそれに向けたやり方を説明しましたが、目標は自分の好きなもので構いません。
目標を持って努力をするということが大切なのです。
時々自分の能力を振り返ってみてください。やる気をおこす源となるかもしれません。
語学習得は長く険しい道ですが、それゆえに得られるものがあります。それを見つけられることを願っています。